靴磨きの手順、頻度、靴磨きセットのクリーム、ブラシ、布のおすすめをシェアします。

靴磨き 期間靴磨き
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足元の靴は、身だしなみとしてかなり人にみられています。

特に、仕事で履いている紳士用ビジネスシューズは、牛革、豚側、わに革、スウェード、エナメル靴など素材によって種類がありますよね。

靴を長く購入時に近い状態のコンディションを維持する方法として、普段から靴のお手入れを自分でしながら、定期的に靴磨きをプロに頼むのがおすすめです。

お気に入りの革靴を磨いて長く履くのはかっこよいと感じているので、靴磨きのことについて調べたことについてシェアします。

 

靴磨きして長く履ける靴は?

靴磨き クリーム

靴をきれいな状態で長く履き続けるために選びたい靴は、『かかと(ソール)』が交換できる靴を選ぶのが良いです。

かかとが交換できるグッドイヤー・ウェルト製法の靴を選ぶのがおすすめです。

ケアと、修理をすることで20年から30年履き続けることが可能のようです。

仕事をしている間の相棒としてお気に入りの靴を一つ手に入れるのもありですね。

あと、靴は、毎日履いたら早く痛むのでダメです。 靴の中が群れた状態が続くのはよくないです。 最悪でも1日おきに履く工夫が必要です。

理想は、7足から10足くらいをローテーションで履くことでお気に入りの高級な靴をお手入れしながら長年愛用できます。

靴を履くときのコツは必ず靴ベラを使用して靴を履くかかと部分が擦り切れにくくするのがポイントです。

履かないときは、シューキーパーで革のしわを伸ばして、靴の型崩れを防止するのを忘れずに!

靴磨きの頻度は?

靴のお手入れの頻度のポイントは、毎回、革靴を履いた後に埃を落として日陰で乾かすことを忘れずに行うことです。

そして、靴を履いていても履いていなくても2週間に1度くらいを目安にクリーナーで汚れを落としてクリームで保湿と補色する形です。

というのも、靴クリームや、ワックスの成分構成は有機溶剤、油脂、ロウ、水などです。
2週間ぐらいで有機溶剤や水は揮発してしまいます。油分や、ロウが残った靴は固くなるので、靴クリーナーで残ったロウや油分を取り除き新たにクリームとワックスを塗ることで靴の状態を維持できます。

雨の日の後とか、長年靴を履いていると汚れは自分で靴磨きだけではどうしても汚れが取り切れないと感じる時はプロの靴磨きをお願いするのが良いと思います。

靴磨きをプロに頼むメリットは、鏡面磨きという靴磨きの技があるのですが、ワックスの取り方や、ワックスの塗り方ワックスの伸ばし方水の使い方などの職人技が必要になる方法を自分の靴に使用することができることですね。

靴磨きの道具

靴磨き 道具

靴磨きの道具はいろいろありますが、プロが使用している道具はシンプルです。

馬毛ブラシ ヤギ毛ブラシ 豚毛ブラシ クリーム ウエス(油分をふき取る用のメリヤス布) 起毛布(ネル生地) 固形クリーナー ワックス 水 液体クリーナー です。

でも、靴磨き職人によってこだわりがあるので自分なりに試してみると靴磨きを趣味として楽しめるかもしれません。

無心で靴を磨くと気持ちがスッキリするので一石二鳥ですよ。

靴磨きセット

靴磨きセットを伊勢丹や、東急ハンズ、ロフト、アマゾン、楽天、ヤフーショッピングなどいろいろなところで入手することが可能です。

はじめは、靴磨きセットで、黒い革靴から靴磨きを始めるのが良いと思います。道具は消耗品なので靴磨きをしているうちに馬毛ブラシや、消耗品のシュークリームなど徐々にいろいろ試してみるのがおすすめです。

口コミを見て、靴の磨き方の説明が親切な靴磨きセットから始めるのが良いかもしれません。

靴磨き クリーム

靴磨きのクリームはクリーナーで汚れと古いクリームやワックスを落とした後に、革に栄養と柔軟性を与えること、補色する目的でクリームを塗るお手入れを日常でするのが良いと思います。

クリームのおすすめのシュークリームをシェアします。

ユニバーサルレザーローション

表革全般に使用でき、汚れを落とすだけでなく、栄養を与え、革をやわらかくして艶出しもできます。
こちらは無色なのでどんな色の革にも使用できます。

そして、靴と同じブランドのカラー補修クリームと混ぜ合わせて使うこともできます。

150ml 1760円

シュークリーム(M.モゥブレィ ロイヤル)

M.モゥブレィで展開する一番良いランクの靴クリームです。
蜜ロウ(ビーズワックス)が配合されたクリームは、軟らかく、塗り広げる時の伸びと浸透性が高い。しっとりとしつつ、サラッと仕上がる。色は黒、無色を含めて全20色あります。

50ml 1980円

リッチ デリケート クリーム(M.モゥブレィ プレステージ)

天然アボカドオイルを主成分とした栄養クリーム。べたつかず深く浸透し、皮革のうるおい補給や柔軟性アップ、劣化防止やハリを与えるなどの効果がある。

スムースレザー、色の薄い靴、ソフトレザー(合成皮革)などにおすすめ。

50ml 1650円

クレム1925(サフィールノワール)

天然素材にこだわるサフィールノワールを代表する表革専用クリーム。

厳選した高級蜜ロウやカルナバワックス(カルナバヤシから採取する樹脂)などから作られ、美しい光沢、補色、栄養、保革効果を与える。全15色。

各75ml 2420円

ステインリムーバー(M.モゥブレィ)

表革の靴用水性クリーナー。 水分が染み込んで汚れや古いクリームを浮き立たせ、洗浄成分でキャッチ。ダメージをあまり与えずに、すっぴんの状態を作り、クリームの浸透性やのりをよくする。

500ml 3850円

ライスクリーム(シューストライプス)

靴やカバンのクリーニングや修理の専門店である GMT FACTORY のシューシャイな米糖ワックスを配合したローションタイプの艶出しクリーム。伸ばしやすいく、光らせやすいため、初心者にも使いやすい。

ニュートラル 黒 茶 ネイビーの全4色。

150ml 2200円

靴磨きのワックス

ハイシャインとよばれる鏡面磨きが人気の靴磨きです。
その時に活躍するワックスは川に輝きを与えるので美しい鏡のような輝くのが魅力です。

撥水効果、防汚効果も期待できるので階段や地面でひっかけた時の衝撃や傷による革のめくれから守ってくれるかもしれません。

ミラーグロス(サフィールノワール)

鏡面磨き用として開発されたのでより早く、強く光らすのが得意です。

メリットとしては、鏡面磨きする時間を短くできますし、鉱物由来のワックスでカルナバワックス、モンタンワックスなど、高級天然ワックスの適切な配合で靴にも優しいのが魅力です。

75ml 2420円

グラサージュ ワックス(M.モゥブレィ ロイヤル)

初心者が使いやすいワックスで、伸びが良いので扱いやすく、蜜ロウやカルナバワックスを配合しているため、みずみずしい艶と透明感の両方を塗り重ねることで実現できるのが魅力です。

他のワックスと組み合わせて使えます。

100ml 2200円

靴磨き 布

汚れ落とし、仕上げ磨き、鏡面磨きなど、用途に応じて使い分けるのがポイントです。

着古した綿100%のTシャツ

ガシガシ洗って着古した綿100%のTシャツは靴の汚れ落としに向いています。
仕上げの時にも、余分なクリームをふき取ったり、仕上げの磨きや、ササっと汚れを拭きたいときにばっちりです。

ガシガシ洗ったTシャツは吸水性も良く、通気性もちょうどよい感じなのでおすすめです。

リムーバークロス

吸水性が良く、ごわっとした布なので汚れ落としに向いている布です。

 

 

フランネル生地

折り目が細かくフワフワした感じの綿100%の生地なので鏡面磨きにも最適です。

手芸店で入手できるのでお安くゲットできます。

パンスト

ラグビーボールの革をパンストで磨いていましたが、ピカピカになります。
折り目は超細かいですが、吸水性がないので仕上げ磨き専用という感じです。

 

靴磨き ブラシ

靴磨きでブラシの役割はいろいろあります。 汚れを取り除くことや、クリームを塗りこむとき、艶出しをするときなど用途によって毛質、形、ブラシを使い分けます。

ブラシはこだわると靴磨きが楽しくなるかもしれません。

ポリッシャーブリストルブラシ(サーフィール)

クリームを均等に刷り込むのに適している豚毛ブラシです。
皮革をマッサージするように使用するのがポイントです。

横に溝があるのでもってブラッシングしやすいです。

毛色が黒と白

幅 12.4 cm 長さ 3.8 cm 高さ 4 cm 毛の長さ 2.1 cm 1650円

SANOHATAブラシ手植え(紗乃織)

職人の手植えによる精密な仕上げで、毛並みはしっかりブラッシングできるように直線に揃え、皮に接する中央部のみ1・2mm長めにカット。

  • 靴の誇り取りに適している弾力のある馬毛ブラシ 17600円
  • クリームを塗りこむのに適している豚毛ブラシ 16500円

ベネトレィトブラシ(R&D)

革靴にクリームを塗布するときに、手を汚さずに作業できるブラシ。クリームを全体にまんべんなく伸ばせ、古馬や皮革のしわなどに塗りやすく、余分なクリームを書き出すことができる豚毛のブラシ

440円

シューキーパー

ブナ材製シューキーパー

  • 伝統的な英国製靴モデル
  • 現代風のイタリア製靴モデル
  • ネジ操作で転生を調整できるモデル
  • モカ縫い製法の靴に適したモデル

防水 防汚 シミを防ぐ スプレー

汚れやシミをつきにくくする対策として防水・防汚スプレーを利用するのがおすすめです。

プロテクターアルファ(M.モゥブレィ)

雨や、雪、ホコリ、油分の汚れから守り、シミを防ぐ。

表革・起毛皮革(スエード、ヌバックなど)、合成皮革、布地などにも使える防水・防汚スプレー

靴のかかとのケアグッズ

エッジ&ヒールレストアラー(サフィール)

革靴のコバやかかとの色あせを補色するペンタイプのインクです。

靴磨きの手順

靴磨き 手順

  1. 靴ひもを外し、シューキーパーで型崩れとしわを伸ばす
  2. 弾力のある馬毛ブラシでハネ、コバ含めてホコリを落とす
  3. 指先にしわが出ないようにウエスを巻き付けて、固形クリーナーで靴全体の古くなったクリームやワックスを落とす。
  4. ウエスを指先にまき直し、液体クリーナーを付けて再度、靴全体を拭く
  5. 靴にクリームを少量付け、何度も付けて塗りを繰り返し、靴に円を描くように均一に塗り込み靴全体に浸透させる感じ。
  6. コシのある豚毛ブラシで余分なクリームをとるようにブラッシングしてクリームを毛穴に押し込むように力づよくするのが均一に伸びて浸透するコツ。
  7. ウエスを指先にきれいにまいて表面に余ったクリームを乾拭きして落とす。
  8. 指にワックスを少しだけつけてつま先とかかとを中心にワックスを伸ばして円を描くように塗り横方向はまっすぐ、隙間なく均一に塗り込んでいきます。
  9. 起毛布を指先に巻いて、水を湿らせる程度に含ませてワックスを少しだけつける
  10. ワックスを付けた布を円を描きながら磨き上げていく
  11. 繊細なヤギ毛ブラシに少量の水を含ませてブラッシングする。 靴全体にワックスの油分をいきわたらせます。
  12. 起毛布を指先に巻き、少量の水で湿らせ全体を水拭きする。こうすることで最大限に艶を引き出しつま先から甲にかけて自然なグラデーションになると思います。

 

雨の日の靴の手入れ

雨の日は、直ぐに手入れしないとしみになりますよ。

お手入れのポイントは、水を含ませて軽く絞ったタオルで全体をいったん濡らしてから拭き上げてください。

靴の中に新聞紙を入れて日陰で乾燥させてください。

しみになりにくいと思います。

 

靴磨きのまとめ

靴磨きについてシェアしました。

靴はデリケートなので、傷がついた時や、ひびが入ったときは自分で補修せずにプロに補修を依頼するのがポイントです。

取り返しのつかない状態になる前にプロによる補修を行うことで靴の状態を深刻な状態になるのを防ぐことができる可能性が高くなりますよ。

スエードの靴の手入れはスエードの毛並みに沿ったブラッシング、エナメルの靴の手入れも普段はTシャツなどを水にぬらして汚れを落とす程度でよいですが、汚れが気になったらプロにお願いするのが長く買った時の状態を維持するポイントです。

自分の靴磨きの技量に過信せずに、大事な靴を大切に履くために、少しずつ靴磨きの職人技を習得していく気持ちが大事だと思います。

 

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